2010年06月15日
バリ日記 nomor 9
ご無沙汰してしまいました(汗)。
今回は、最近の進歩するバリ島芸能事情について。
私の知人が習っている先生(バリ舞踊劇の有名な役者さん)がウブドの大きいお寺のオダラン(創立記念祭)で踊ると聞いたので、先生にお願いして踊り手さん達の送迎の車に便乗させていただき、チャロナランという舞踊劇を観に行きました。チャロナランというのは、ちょっと魔術的な芸能でして必ず黒魔術にちなんだ物語を使い、ランダという魔女が登場する舞踊劇です。ここ沖縄でも一昨年のキジムナーフェスタで上演されたことがあるんですよ~。「魔術的」っていうとなんか怪しいし怖いですが、確かにバリの人々はこの芸能が生み出す呪術的なパワーの存在をいまだに信じています。
チャロナランはバリの人々に人気のある芸能なので、混雑することをある程度は覚悟していたのですが、私達が到着したときには上演開始の2時間前だというのに、すでに境内は参拝者でごったがえしてしまっていて、座って観るどころか立って観る場所さえも見つからない始末・・・。せっかく観にきたのに・・・(涙)。仕方がないので、とりあえず踊り手さん達と一緒に楽屋(らしきもの)の片隅に居場所を確保してみました。そうすると、目の前にお寺の境内には不似合いなスクリーンが・・・。
最近のバリのオダランではこういうこともやるようになったんですね~(笑)。客席に入りきらない人達のことを考慮してのことなんでしょうか。おかげで舞台の裏手の方にあったこの楽屋でも鑑賞することができました(一応)。出番待ちの役者さん達と、スクリーンを見ながら劇の進行状況を見守るといった感じ。でも、かなり珍しい光景だとは思います。ウブドは観光地なので、外国人観光客が落としていく外貨で村が潤ってるんでしょうね。こんなスクリーン映写なんて、お金があるお寺じゃないと絶対できないですもん!それに、参拝者のこの地域の方々の衣装を見ると、こころなしか他の地域のオダランで見るよりもゴージャスな気が・・・(笑)。
結局チャロナランを観ることはできたのですが、生で観れた訳ではないので、「せっかく現地まで足を運んだのに、生ではなくスクリーンで芸能を観た」という、なんとなくやり切れなさの残る夜でした(笑)。
今回は、最近の進歩するバリ島芸能事情について。
私の知人が習っている先生(バリ舞踊劇の有名な役者さん)がウブドの大きいお寺のオダラン(創立記念祭)で踊ると聞いたので、先生にお願いして踊り手さん達の送迎の車に便乗させていただき、チャロナランという舞踊劇を観に行きました。チャロナランというのは、ちょっと魔術的な芸能でして必ず黒魔術にちなんだ物語を使い、ランダという魔女が登場する舞踊劇です。ここ沖縄でも一昨年のキジムナーフェスタで上演されたことがあるんですよ~。「魔術的」っていうとなんか怪しいし怖いですが、確かにバリの人々はこの芸能が生み出す呪術的なパワーの存在をいまだに信じています。
チャロナランはバリの人々に人気のある芸能なので、混雑することをある程度は覚悟していたのですが、私達が到着したときには上演開始の2時間前だというのに、すでに境内は参拝者でごったがえしてしまっていて、座って観るどころか立って観る場所さえも見つからない始末・・・。せっかく観にきたのに・・・(涙)。仕方がないので、とりあえず踊り手さん達と一緒に楽屋(らしきもの)の片隅に居場所を確保してみました。そうすると、目の前にお寺の境内には不似合いなスクリーンが・・・。
最近のバリのオダランではこういうこともやるようになったんですね~(笑)。客席に入りきらない人達のことを考慮してのことなんでしょうか。おかげで舞台の裏手の方にあったこの楽屋でも鑑賞することができました(一応)。出番待ちの役者さん達と、スクリーンを見ながら劇の進行状況を見守るといった感じ。でも、かなり珍しい光景だとは思います。ウブドは観光地なので、外国人観光客が落としていく外貨で村が潤ってるんでしょうね。こんなスクリーン映写なんて、お金があるお寺じゃないと絶対できないですもん!それに、参拝者のこの地域の方々の衣装を見ると、こころなしか他の地域のオダランで見るよりもゴージャスな気が・・・(笑)。
結局チャロナランを観ることはできたのですが、生で観れた訳ではないので、「せっかく現地まで足を運んだのに、生ではなくスクリーンで芸能を観た」という、なんとなくやり切れなさの残る夜でした(笑)。
Posted by Soda Gembira at 02:47│Comments(0)
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