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2010年05月11日

バリ日記 nomor 7

バリ芸能の子どもネタをもう一つ。

バリ日記 nomor 7

「明日、アートセンターで子どものバリ舞踊があるらしいよ。」という話を日本人の友達から聞いたので(かなり大ざっぱな情報ですが、友人のつたないインドネシア語力では聞き取れるのはこの程度・・・苦笑)、そのアートセンターという所に行ってみました。そしたら上の写真のような垂れ幕が・・・。

「アリニ・バリ舞踊教室、進級試験」

簡単に訳したら、こんな感じかな?でも、最初この垂れ幕を見た時はちょっとびっくりしました。「へえ~、最近のバリじゃこんなことやるんだ~。」だって、お教室の公開試験ってことでしょ?以前はこんなのなかったですよ!私が知っている、子どもがバリ舞踊を習っている情景といえば、公民館みたいな所で近所の踊りができるお姉さんやお兄さん達が、子供たちに集団レッスンみたいな感じで教えていて(それもゆるーい感じで笑)、日本の子ども達がやっているような習い事ほどしっかりした体制はできていないような感じだったのに。バリの習いごと業界も変わったもんだ・・・。

会場に入ってみると、けっこうお客さんはいっぱい。まあ、ほぼ父兄の方々なんでしょうけど。公開にするだけあって、オープニングはとっても上手な子達による踊りで幕開け。おそらくこの教室で一番上手い子達だと思います。にくい演出ですよね~。「この教室で習えば、この子たち位上手くなりますよ!」的なアピールと言えなくもない・・・(汗)。

この後は、基礎クラスから子ども達の演舞が次々と続きました。

バリ日記 nomor 7

バリ日記 nomor 7

これは女子と男子の基礎クラスの試験。みんなそれぞれ番号札をつけていて、こちらの教室で独自に作ったと思われる、バリ舞踊の基礎練習用のプログラムみたいなものを試験に使っていました。なんか日本のヤマハやカワイの教室を彷彿とさせるような、このシステマチックさにびっくり!しつこいようですが、前はこんなしっかりした教え方してなかったんですよ~!

続いて中級クラス(?)の子ども達の衣装をつけた演舞。まずは男の子たちの《戦士の踊りバリス》

バリ日記 nomor 7

女の子達による《機織りの踊りトゥヌン》と《森の獅子の踊りマルガパティ》

バリ日記 nomor 7

バリ日記 nomor 7

こんな感じで丸一日続きました。それも二日間!(さすがに二日目は観に行きませんでした・・・)
だって生徒さん300人(だったかな?)以上いるらしいですから(汗)。

こちらの舞踊教室の先生は、とっても有名なバリ舞踊家の方で、外国人の生徒さんも沢山持っていらっしゃいます。だからですかね~、その先生の高名さに人が集ってくるのか、こんな会場を二日間も借り切って公開試験できるほどの教室、そしてバリとは思えないそのシステマチックさに脱帽です。こちらの教室はかなり特殊なタイプだと思うのですが(今のところは)、そのうち他のところもこんな感じになっていくんでしょうかね~。

ちなみにこちらの教室のレッスン料は、一般的なところの2~3倍でけっこうお高めらしいです。それなりに裕福な家庭の子じゃないと通えないですね。気のせいかもしれませんが、試験を受けてた子ども達は太目が多かったような・・・(バリのお金持ちのお家の子どもはたいていぽっちゃりしてる!笑)。





















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Posted by Soda Gembira at 01:22│Comments(0)バリ
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