2010年11月25日
タイの舞踊と音楽
ご無沙汰してしまいました(汗)。
なかなかアップしないこのソーダ・グンビラですが、これからもどうぞ見捨てずに見に来てくださいませ。
バリとは関係ありませんが、先月末にタイに旅行に行ってきました。タイといえば、美しい仏教寺院や仏像で有名なので、お寺巡りばっかりしてました(笑)。仏教って意外と派手だったんだなあとあらためて実感。全てが金ぴかでした。
旅行二日目に、タイ舞踊のディナーショーを観にいってみました。旅行会社のオプションツアーだったのであんまり期待はせずに(観光用の芸能って本物とはかけ離れてる場合が多いので)観に行きました。でも観光芸能も「外国人にわかりやすく、短時間で楽しませる」ことができるという点ではそんなに悪くないものだと思うので、私はどこか海外に行くときは必ず観にいくようにしています。ところが!今まで私が海外で観た観光芸能の中でワースト1じゃないかという残念な感じでした。タイ舞踊についてあんまり知らない私でも「下手・・・。」ってわかるような感じ(涙)。タイ舞踊ってほんとはもっと素敵なものだと思うんだけどな~。もったいない(怒)。演奏の方はすごく上手だったんですけどね。だからこそ余計にもったいない。下の一枚は、その中で唯一上手だった踊り手さんの写真。
このままでは消化不良を起しそうだったので(笑)、もうちょっとまともなものが観れることを願って、タイの国立劇場に行きました。
こちら国立劇場のチケットカウンター。びっくりしたのが、チケット買う時に空席の中から好きな席を選べるんですが、空席チェックは手書きの紙でした。パソコンとかじゃないんですね(笑)。それもチケットカウンタースタッフさん四人もいるのに、お客さん一人ずつしか対応しないし・・・。ちなみにチケットのお値段は、一番いい席で100バーツ(日本円で300円くらい)。日本に比べたら相当安いですね。
この日の公演では、女性による古典舞踊と、ラコーンという舞踊劇(インドの叙事詩『ラーマーヤナ』のタイバージョン『ラーマキエン』を題材にしたもの)、そして創作舞踊劇を上演していました。さすがに国立劇場では写真撮影NGだったので、残念ながら写真でお見せすることができません。イメージとしては下の写真の彫像の感じです。やっぱり指の反らし具合が美しかったですね。バリ舞踊も指を反らせるけど、バリよりもタイの方が指の反らし方に色々決まりごとがありそうな感じでした。同じ東南アジアの舞踊でも雰囲気はかなり違って感じましたね。
公演が終わった後に、舞台の側に行って楽器の周りをうろちょろしていたら、劇場のおじさんに「写真撮ってもいいよ」って言ってもらえました。ラッキー!バリのガムランに似た楽器もありました。主要なメロディを担当していたのは奥にある舟形の木琴で、ジャワ島のガムランのガンバンという木琴と感じが似てました。楽器の装飾はバリ並みに派手(笑)。
こんな感じで何とか消化不良にならずにすみました。みなさんもタイに行く機会がありましたら、タイの芸能観てみてくださいね。まあ、いいのが観れるかどうかの保障はできませんが(汗)。
Posted by Soda Gembira at 22:01│Comments(0)
│えとせとら